ブルーペンギンの誕生とAIとの対話から考える未来への期待
ミッドジャーニーという絵を描くAIをご存知ですか?文を書くだけで、それをもとに勝手に絵を書いてくれます。百聞は一見にしかずなので、まずはディスコードというサイト上で、下のプロンプト、つまり命令文を打ちます。↓今回の命令は「立っているパンダ、侍」です。
そうすると、絵が作られ始めます↓
さらに待つと、絵が完成です↓
命令文は、英語である必要があるのと、だいたい絵が作られるのに2分ぐらいはかかります。このように、文を使って絵を書いたり、小説を書いたりするAIを、「生成AI」と言います。生成AIであるチャットGPTとミッドジャーニーを使って、ブルーペンギンとそのストーリーは作られました。ブルーペンギンは私が使っている家庭教師のオリジナルキャラクターです。
今回は、その過程のお話です。AIと協力して作業することは、効率がいいだけでなく、クオリティも上げてくれます。ストーリーも文脈を読んで、私の続きを書いてくれますし、絵がかけない私の代わりに上手な絵を書いてくれます。プルーペンギンの絵を私だけで書くとしたら、どれほどの時間がかかるでしょう?最終章ではAIとの未来についてちょっと想像してみました。
目次
第1章 ブルーペンギンの魅力とデザインについて
ブルーペンギンは、Twitterのブルーバードから着想を得ました。ブルーバードとは対照的なキャラクターを作りたいと考えました。ブルーバードは鳥であり、空を自由に飛び回る姿が象徴的です。その一方で、ブルーペンギンは海を自由に泳ぎ回るキャラクターです。このアイデアは私自身が考案したものです。
AIは現在の技術では自己の意思を持って行動することはできません。AIは人間の命令に対して返答します。ブルーバードのデザインについては、ChatGPTと協力しました。私は家庭教師をしているので、知的な印象を与える色を提案されました。その色は青と白です。この青と白の組み合わせから、青色のペンギン、ブルーペンギンと名付けました。また、ブルーペンギンの頭にはちょんちょんとした髪の毛が立っていますが、これは偶然に、ミッドジャーニーがつけてくれました。
色の選択は非常に重要なので、人間が関与するべきです。その他の細かい部分については、AIが考えてくれるのです。
デザインについて、細かい指定はしませんでした。ただ私が命令文で書いたのは、「ディズニーっぽい」、「かわいい」と「丸い」ということだけです。この簡単な命令だけで、これほどのデザインを考えてくれることに驚きです。下がブルーペンギンです。
第2章 私とChatGPTの文章力比較:限界と可能性
文脈を読むのはChatGPTの得意分野です。書きかけの文章や小説を完成させることができます。
例えば、私が書いた「ブルーペンギンのストーリー」もそうです。残念ながら、時間がなかったため書きかけで終わってしまいました。それを次の日に、ちゃんとGPTに続きを書いてとお願いすると・・・。駄文ですが、私が書いた書きかけの「ブルーペンギンのストーリー」を読んでから、その後にあるChatGPTが書いた話の続きを読んでいただけると、ChatGPTがどれだけ文脈を理解してるのかがわかります。
【ブルーペンギンのストーリー(私が書いたもの)】
ブルーペンギンは空を見上げていました。その空は、紺碧と言うにふさわしいほどの深い青色で、一羽の鳥がその空を横切って行き、その姿が空に黒い線を描いていました。その鳥はブルーペンギンの頭上をくるくると回りながら飛び、ついにはブルーペンギンに話し掛けるために地上に降りてきました。「どうしてここで立ち止まっているんですか?飛ぶことができるなら、空を飛んでいる方がいいですよね。あなたの羽は立派に見えますけど、私と比べると少し大きいように見えますね。」ブルーペンギンは、ため息をつきながら空を眺めて、呟きました。「何度も飛ぼうと試みたんです。でも、飛ぶことはできなかったんです。どうやら、この羽は飛ぶのにはちょっと小さすぎるみたいです。」「そうなんですか」と驚きの声を上げながら、ブルーペンギンの羽をじっくりと観察する鳥。「あ、自己紹介を忘れていましたね。私はブルーバードです。幸せを運ぶ鳥と言われていますよ。飛び方を教えてあげましょうか?」ブルーペンギンは目を輝かせてブルーバードを見つめ、ワクワクした気持ちになりました。ブルーバードは、答えを待たずに「さあ!」と空へ飛び立ちました。羽をバタバタと羽ばたかせると、高く舞い上がり、風を捉えた途端に、逆に羽を静かに広げました。「最初は力いっぱい羽ばたく必要があります。風を捉えたら、あとはこんな風にゆっくりと羽を広げるだけですよ。」
ブルーペンギンも頑張りました。バタバタ、バタバタ。何度も何度も羽ばたきますが、ちょっとずんぐりとした体は、なかなか空へと飛び上がりません。ブルーペンギンは疲れ果てて、くたくたになり、座り込んでブルーバードに言いました。「あなたのようにはうまくい
かないみたいです。才能がないのでしょうか?」それを聞いたブルーバードは驚き、「才能だって!そんなことはありませんよ。私の仲間は誰でも空を飛んでいますから!」それを聞いたブルーペンギンはがっかりし、しょんぼりと頭を下げてしまいました。誰でもできることが自分にはできない?そんなことを考えていると、浜辺の方から大きな声が聞こえてきました。「ブルーペンギン、こっちに来て!」その声を上げていたのはレッドシャークでした。彼の目は小さくて鋭く光っています。ブルーペンギンがレッドシャークのところに行くと、レッドシャークは鋭い歯を見せながら言いました。「あの崖から飛び降りてみろ!そうすれば、お前も飛べるようになるだろう」
ブルーペンギンは最初は首をかしげましたが、レッドシャークに「行け!」と声をかけられると、渋々歩き出しました。しかし、厳しい坂道を登り始めると、気持ちが少しずつ前向きに変わってきました。崖の頂上に到着する頃には、彼の目はすっかり光っていました。下にはレッドシャークが水面をグルグルと泳ぎ回り、見守っていました。上空にはブルーバードが心配そうに飛び回っています。「羽をバタバタさせるんだ!空中で羽ばたくんだ!」ブルーバードの声は必死です。「行きます!」ブルーペンギンが叫び、足は岩から離れ、空中に飛び出しました。ブルーペンギンはブルーバードのアドバイスを思い出し、全力で羽ばたきます。しかし、全く身体が空中に浮かぶ気配がありません。ブルーバードは羽で目を覆い、レッドシャークが水中に潜ったところで、大きな水しぶきが上がりました。そうです、ブルーペンギンが水中に落ちてしまったのです。レッドシャークは、水中に沈んだブルーペンギンに向かって話しかけます。「今だ!今こそ羽を使うときだ!」ブルーペンギンにはその声がかすかに聞こえていました。その声はレッドシャークが近づくにつれて大きくなっていきました。レッドシャークは言い続けます。「羽ばたけ!羽ばたけ!」ブルーペンギンの羽は少しずつ動き始めました。その羽は確実に水を掴んでいます。ブルーペンギンの大きな胸が膨らんで、力強く羽を動かし始めました。気づいたときには、
すごく中途半端なところで終わってますよね?
この続きをChatGPTに書いてもらいます。
【続き(ChatGPTが書いたもの)】
ブルーペンギンはもう水面上に浮かんでいました。青い体が陽の光を浴びてきらきらと光り、ほぼ水鳥のように見えます。彼は再び羽ばたいて、今度は逆に水面から飛び出し、上へと進んでいきます。「ほら見てみて!」ブルーバードは高く舞い上がって喜びます。「ブルーペンギンが飛んでいるよ!」ブルーペンギンはまるで水面を飛んでいるかのように見えます。しかし、それは彼にとっての「飛ぶ」だったのです。彼は今、羽ばたき、水面を蹴って水上を滑るように進んでいました。空には昇れないけれど、水上には浮ける。水中に潜れる。それがブルーペンギンの飛び方だったのです。彼は、自分の飛び方を見つけたのです。
「よくやったブルーペンギン!」ブルーバードが笑顔で呼びかけます。「それがあなたの飛び方だよ。見たこともない素晴らしい飛び方だ!」
レッドシャークも満足そうに微笑みました。「それがお前の飛び方だ。天に昇ることが全てじゃない。自分らしく、自分のペースで進むことが大切だ」
ブルーペンギンは大きく笑って、「ありがとう、レッドシャーク、ブルーバード。自分にしかできない飛び方を見つけられたよ。」と声を上げました。それから彼は、水上を滑るように、自由に飛び回りました。
その日から、ブルーペンギンは自分の飛び方で空を自由に飛び回ることができました。彼は、空を飛ぶことはできないけれど、自分なりの飛び方で自由に動けることを学びました。そして彼は、自分がどんなに小さくとも、どんなに不完全でも、自分自身であることの価値を認めることができました。
ブルーバードとレッドシャークの助けを借りて、ブルーペンギンは自分の力を信じ、自分の飛び方を見つけたのです。それはディズニーの物語に出てくるような、魔法や奇跡ではなく、ただ彼自身の努力と勇気によるものでした。それこそが、真の魔法、そしてブルーペンギン自身の冒険物語の始まりだったのです。
この文章を見たとき、私は大きな衝撃を受けました。ChatGPTがほぼ正確に、それ以上に私が書いた文章の文脈を読み取っているからです。私が伝えたいメッセージや私の家庭教師としての信念も、ChatGPTが書いた後半部分でちゃんと表現されています。そして、これは、私のAIのイメージを一変させました。これまではAIは、ロボット合わさって土木作業や運転を担当し、人間がクリエイティブな仕事をすると考えていました。ところが、実際は、AIはクリエイティブなことが大得意ということがわかりました。それは上の文章を読めば、明らかです。たしかに、どこかぎこちなく、使われている言葉も硬い印象はありますが、これを書いたのは実は旧モデルのChatGPTです。細心のモデルや、これから登場してくるモデルはどうなるでしょう?より自然な、人間らしいどころかプロと遜色のない作品を作るはずです。それでは、そんなAIが描く未来はどんなカタチなのでしょう?考えてみました。
第3章 AIとの対話から考える―ドラえもんとChatGPTの共通点と相違点
AIと人間が協力している姿は、すでにドラえもんに描かれています。ドラえもんはロボットですが、その中には確実に人工的な知能、つまりAIが存在しているはずです。AIとの協力で実現できる世界は、まさにドラえもんのような未来を思わせます。特にChatGPTは、ドラえもんのような存在であると感じます。ミッドジャーニーは、ドラえもんの出す道具のようなものですね。ここでは、ChatGPTがどの点でドラえもんらしいのか、またどの点で異なるのかについて考えていきたいと思います。
私が一番ドラえもんらしいと感じるのは、対話ができる点です。対話は、家庭教師はもちろん、人間にとって非常に重要なツールです。親しい友人との会話で、「自分ってこんなことを考えていたんだ!」と驚くことはありませんか?家庭教師の役割もそれと同じです。勉強が苦手な生徒でも、数学の問題を間違えた生徒でも、「なぜ勉強が苦手なの?」、「この計算がなぜその答えになるの?」と問いかけることで、「なんとなく苦手だなぁ」とか「どうして間違えたのかなぁ」といった漠然とした感情が、はっきりとした理由に変えることができます。問題を解決する際には、理由を明確にすることが非常に重要です。
ChatGPTは、対話を通じてさまざまな問題を解決することができます。これは教育だけに限らず、会社の経営、家族の問題、他人とのトラブルなど、あらゆる状況に応用できます。ドラえもんも、さまざまな問題に対して話を聞いてくれたり、助言を与えてくれたりしますよね?ただし、ChatGPTは道具を提供することはできません。問題を道具で解決することはChatGPTにはできません。ですが、話を聞いてくれたり、問題に気づかせてくれたり、アドバイスをくれたりすることができるのです。
ドラえもんとの一番の違いは、個人情報を持っていないことです。ドラえもんはのび太くんやしずかちゃん、ジャイアンなどの情報を持っています。野比家の家系図さえも知っているのです。つまり、ChatGPTは個人的な情報にはアクセスできません。私の身長、体重、職業、過去の職歴、家族構成、性格などは知りません。命令文を入力することである程度の情報を解釈できますが、まだドラえもんのような「人生の友」とは言い難いかもしれません。しかし、対話ができる以上、ChatGPTも「人生の友」となる可能性があるのです。
もう少し深掘りして考えると、ドラえもんのコミュニケーションの機能が行き過ぎれば人間は人間との交流を失うのではないかと考えられます。例えば、実際に相手の悪口を言っていたとしても、ChatGPT搭載のドラえもんは丁寧な内容に置き換えることができます。「この野郎!」を「素晴らしい考えですね!」とChatGPTはに簡単に置き換えます。このことは実際に人間と人間が話すよりもChatGPTを介して人間と人間が話す方が、コミュニケーションがスムーズになるって事です。もうすでに、メールの返信をChatGPTに任せてる人たちがいます。それを搭載したメールのサービスもあります。ちなみに、GmailもChatGPTで直接メールを書くことができます。もちろん返信もできます。ChatGPTは文脈を読むことができるので。AIは、少し前まで私が思ってたよりも、はるかにコミュニケーションお化けなんです。
新しい技術が生まれるということは、それだけ大きな変化が起こるということでもあります。歴史を振り返ってみると、産業革命後の国際分業が、今後のAIを考える上で参考になるかもしれません。要点だけを言うと、国と国、人と人が協力して発展してきたのが産業革命後の世界です。それぞれの役割を分担してきたので国際分業と言われています。日本でしたら、資源が乏しい国なので、他国から資源を輸入し日本国内で加工しそれを海外に輸出する。このような途中の加工を日本は国際的な役割としてきました。世界的にこのような協力体制が整っていたので、産業革命は人類史における最も発展した時代を切り開いたのです。AI革命後の世界は、AIと国、AIと人間が協力して発展していく世界になるのかもしれません。それがどのような役割分担になるのか?AIがクリエイティブなことを考え、そしてその作業を人間がすることになるかもしれません。
最終章 ブルーペンギンの誕生と未来への期待:感謝と特典を添えて
ブルーペンギンの誕生から未来予測までずいぶん大きなテーマを扱ってきました。ブルーペンギンというキャラクターを作るのに、私のアイディアだけでなくChatGPTやミッドジャーニーに協力してもらえたことに大変感謝しております。
チラシのアイディア出しや、特典を作るのにも、ChatGPTと相談してアイディアを練ってきました。たった1年前までは、全て自分一人で考えなきゃいけなかったこと、やらなきゃいけなかったことが、今ではその労力が半分以下になってると感じてます。それによって、悪い影響も当然あるでしょう。ですが、それは車が排気ガスを出すようなもので、排気ガスを出すからと言って、車がなくなるわけではありません。今はその排気ガスをなくそうと、新しいテクノロジーが開発されてきてます。テクノロジーによって問題が起これば、新しいテクノロジーによってそれを解決するのが常です。
だから、未来の心配をしてくよくよするよりも、未来に向けてワクワクした方が得だと思いませんか。私は生徒さんに「この時代に生まれて本当に良かったね」とよく言います。これは本心です。おそらくこれから大きな変化がありますが、その歴史的な大きな変化の中に入るというのはなかなかできることではありません。そういう意味で、私は生徒さん達が羨ましいです。さらに生徒さんは、私よりも良い大学に行くので、それも羨ましいです。こんなの家庭教師ですが、よかったら下記の特典をご利用して、家庭教師をお試しください。
特典一覧
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